このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2021/2/1発行 第60号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(3)
■ 継続した学び
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
本年初のメールマガジン配信となります。
遅くなりましたが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
一部都府県で再度緊急事態宣言が発令されましたが
一部地域を除き延長の可能性があるとの報道が出ています。
先の見えない状況や、予想外の収入減に
不安を抱えていらっしゃる方も増えているように思います。
そんなときは、自律訓練法を活用して
心身の調子を整えていきたいですね。
バックナンバーはこちらから
http://saimin-seminar.com/category/magazine/
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2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(3)
継続した学び
武道を習い始める場面を想像してみてください。
たとえば、柔道を習うとします。
まずは道着の着方とか道場での礼法などの基礎知識などを学ぶ必要があるでしょう。
そして、準備運動などの方法から始まって、
基礎体力を作るためのトレーニング方法も学ぶことになるかもしれません。
そして、各種の技の型を習うことになるのではないかと思います。
これらを一気に一回の稽古時間で学び終わることを期待する人はいないでしょう。
とても無理がある想定ですが、仮にそれができたとします。
それでも、それなりのうまさになることはあり得ないことでしょう。
なぜなら柔道には試合の相手が存在するからです。
色々な技術レベルや体格の相手が登場するごとに、
試合の進め方を試行錯誤することになり、
その経験と新たな学びがじわじわと積み重なって、
全体として柔道の技術を高めていくことになるのが普通です。
不思議なことに、多くの催眠技術のレッスンは、
1回半日から一日程度のカリキュラムをこなすと
できるようになると思われていることが多いようです。
習う側もそう思っている以上に、
教える側のコース設定がもともとそのような形になっていて、
まるで「免許証」のように見える「修了証」を出すケースも少なくありません。
多段階のコースになっていることもありますが、
それでも、初級編・中級編・上級編のような設定で、
先程の柔道の様な継続した稽古を要する形にはなっていないことがほとんどです。
「よく分からない相手」に催眠をかける他者催眠は、
相手の価値観や性格やその時の感情の状態など、
色々な要素に影響されます。
自分に催眠をかける自己催眠でさえ、いつも自分が同じ心境でいられる訳ではない以上、
その時々の適切な調整が必要になります。
同じ状況などない中で催眠の施術を行ない成功させる技術が、
1回から数回のレッスンでモノになることはありません。
催眠技術は継続的に学びを重ね経験を重ね磨いていくものなのです。
「吉田式催眠観」の習得法を解説 電子書籍『三年目の感想文』販売開始
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3.セミナーのご紹介
◆オンライン動画セミナー
催眠術師は実質的“超能力者”~本気に催眠術師になりたくなったあなたへ~◆
脳神経学や行動心理学、行動経済学などの
新たな研究結果がどんどん発表されるにつれて、
以前にも増して無意識についての理解が深まり、
その延長線上で無意識に直接働きかける技術である
催眠術に対する関心が高まっています。
一般の催眠術師による半日から1日のレッスンを
1回から数回程度重ねる多くの催眠術習得コースでは、
すぐにかけられるようになることを前提に、
誘導に用いるスクリプトと
幾つかの演芸催眠的なパフォーマンスの基礎などを
教えたりすることに終始しがちです。
また、ヒプノセラピー系の学習でも、
典型的な催眠誘導の実技と
フロイト以来の古典的な無意識の構造などの
理論説明を軸にカリキュラムが進むことが多いようです。
実践催眠術の第一人者、吉田かずお先生は、
理論的な学習と並行して、
多種多様な催眠術に対するニーズに対応する経験を重ねることで、
催眠の技術が磨かれていくことを強調し、
催眠術の持つ可能性の広がりの大きさと共に、
催眠術師の負うべき重い責任を常に説いています。
人間の総てをつかさどっているのが無意識である以上、
その無意識に直接アクセスすることのできる催眠術は、
事実上、人間を自由にコントロールする技の集大成ですから、
催眠術師は人を操る超能力を持った
超能力者のように見立てることもできるのです。
ヒーローものの番組を見るまでもなく、
大きな能力には大きな責任が常に伴います。
この動画セミナーでは、他の催眠術レッスンではあまり教えられることのない
催眠術の仕事がはらむ大きなリスクと催眠術師が負うべき重い責任、
そして、催眠術師になった後の自己研鑽のあり方など、
質の高い催眠術師になるために知っておかねばならない、
吉田かずお先生直伝の教えが数多く紹介されています。
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4.催眠関連書籍紹介
『発達障害グレーゾーン』
精神科や心療内科などでの発達障害の診断の曖昧さが
最初に入念に説明されています。
人によっては自分が発達障害ではないかと疑いを持ってから、
5軒以上の医院の受診を繰り返し、
漸く発達障害との診断をされた、
などと言う事例もあるようです。
現実に「発達障害の傾向がある」と医師に告げられても、
「発達障害」との診断が下りない状態の人々は多数存在し、
周囲の人々に比べて、明らかな生きづらさを抱えたまま
暮らしている状況が続いて描かれています。
具体的な自覚症状の事例も多数紹介されています。
それらは遺伝的な要素が強いものの、
たとえば、頻繁に忘れ物をしてしまうADHD傾向の人が、
持ち物リストを常に使うようにしたり、
持ち物一式を小袋にまとめておき、
鞄を変えても小袋ごと移動させるようにしたりして、
問題が緩和されるように努力しているなど、
「行動習慣」によって或る程度対応が可能であるようです。
習慣づくりは、催眠技術の最も得意とする分野です。
催眠技術を発達障害様の問題に向けて用いる際のヒントが
たくさん含まれている一冊です。
『発達障害グレーゾーン』 購入はこちらから
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5.吉田かずお先生トリビア
代官山に催眠サロンを開設した吉田先生は、
催眠テープ(カセットテープに催眠の誘導と暗示を録音した商品)を作って
販売することにして、二年ほどで30タイトル以上を創り上げました。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ
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