このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2021/3/1発行 第61号

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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(4)
■ インプットとアウトプットの組み合わせ
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶

こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。

2月の下旬頃から、暖かく感じる日も増えてきました。
花粉症の方は、既に症状が出始めていらっしゃる方も
いるようです。

花粉症に対して、催眠術でできることはないかと
考えてみた記事をご紹介します。

鼻水、くしゃみ、花粉症をあっさり止められるか…

催眠術は応用次第でいろいろなことが実現できそうです。
「こんなことは催眠術で解決できるかな?」と
考えてみると、アイディア次第では思いも寄らないことまで
解決できるかもしれません。

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http://saimin-seminar.com/category/magazine/

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2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(4)
 インプットとアウトプットの組み合わせ

20代後半の事務職の女性が仕事で失敗が続いて少々鬱気味になり、
精神科医に行きました。

鬱で投薬治療を何年も続けても治っていない
友人のケースを知っていた彼女は、
「薬の治療は受けたくない」と言いました。

すると、その精神科医は「そんなんじゃ、絶対に治らない」と
宣告したと彼女は言います。

それ以降、彼女は
「自分は何も上手く行かない。自分は治らない精神病だ」と
以前以上に不安に苛まれるようになりました。

実際に精神科医がそう言ったのかどうか分かりませんが、
「絶対に治らない」と言う彼女の認識は
医師の持つ権威性のため強固に形成されてしまったようでした。

偶然、鬱の投薬治療を否定した精神科医の書籍を読んだばかりだったので、
その書籍の一部をまず音読してもらい、催眠状態にしてからは、
私が同じ箇所を読み聞かせました。

すると、あっさりと彼女の鬱的な症状は消えました。

ブログ記事『強力な「白衣の暗示」を打ち消した催眠施術』に
紹介している話です。

この施術の方針を吉田かずお先生に話したところ、
「よくそんなことを思いついたものだ」と驚かれましたが、
実はヒントがあります。

催眠術師の吉峯幸太郎の書籍『催眠のすすめ』の中に、
物事にこだわりすぎる性癖の被験者への催眠施術で、
中国の荘子の教えを後催眠暗示に用いる話が登場するのです。

ブログ記事『古代中国の故事を暗示として書き込む催眠』で
紹介している技術です。

暗示文は、分かりやすくシンプルな内容にして、
対象者に受け入れられやすくするのが常識的です。

変性意識状態の被験者に、複雑な話を聞かせても理解されないでしょう。

しかし、『催眠のすすめ』には人生の教訓や格言などを
直接的に暗示として用いる技法が多数紹介されていました。

一般的な催眠の施術方法は教科書に載っていますが、
それもラポールの形成状況など色々な要素によって、
状況が異なります。

そして、上の事例のように一般的に考えられている方法論以外にも、
多種多様な催眠技術は存在しています。

それらを単にインプットとして学ぶだけではなく、
アウトプットとして色々な場面に応用したりすることで、
催眠の技術は催眠術者の中でどんどん磨かれて行くのです。

強力な「白衣の暗示」を打ち消した催眠施術

強力な「白衣の暗示」を打ち消した催眠施術

古代中国の故事を暗示として書き込む催眠

古代中国の故事を暗示として書き込む催眠

「治せない」と言って治す…。催眠誘導ナシの即席催眠手法

「治せない」と言って治す…。催眠誘導ナシの即席催眠手法

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3.セミナーのご紹介

◆オンライン動画セミナー
催眠術師は実質的“超能力者”~本気に催眠術師になりたくなったあなたへ~◆

脳神経学や行動心理学、行動経済学などの
新たな研究結果がどんどん発表されるにつれて、
以前にも増して無意識についての理解が深まり、
その延長線上で無意識に直接働きかける技術である
催眠術に対する関心が高まっています。

一般の催眠術師による半日から1日のレッスンを
1回から数回程度重ねる多くの催眠術習得コースでは、
すぐにかけられるようになることを前提に、
誘導に用いるスクリプトと
幾つかの演芸催眠的なパフォーマンスの基礎などを
教えたりすることに終始しがちです。

また、ヒプノセラピー系の学習でも、
典型的な催眠誘導の実技と
フロイト以来の古典的な無意識の構造などの
理論説明を軸にカリキュラムが進むことが多いようです。

実践催眠術の第一人者、吉田かずお先生は、
理論的な学習と並行して、
多種多様な催眠術に対するニーズに対応する経験を重ねることで、
催眠の技術が磨かれていくことを強調し、
催眠術の持つ可能性の広がりの大きさと共に、
催眠術師の負うべき重い責任を常に説いています。

人間の総てをつかさどっているのが無意識である以上、
その無意識に直接アクセスすることのできる催眠術は、
事実上、人間を自由にコントロールする技の集大成ですから、
催眠術師は人を操る超能力を持った
超能力者のように見立てることもできるのです。

ヒーローものの番組を見るまでもなく、
大きな能力には大きな責任が常に伴います。

この動画セミナーでは、他の催眠術レッスンではあまり教えられることのない
催眠術の仕事がはらむ大きなリスクと催眠術師が負うべき重い責任、
そして、催眠術師になった後の自己研鑽のあり方など、
質の高い催眠術師になるために知っておかねばならない、
吉田かずお先生直伝の教えが数多く紹介されています。

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4.催眠関連書籍紹介

『10万人の脳を診断した脳神経外科医が教える
 その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』

「もの忘れ外来」を開いていることで有名な
脳神経外科医の奥村歩が著した
スマホによる脳の機能低下についてまとめられた一冊です。

物忘れはヒプノセラピストに寄せられる中でも
主要な相談テーマの一つです。

最近そのような悩みを持つ人が増加している原因として
スマホ利用があるということが丁寧に説明されています。

単に「もの忘れ」のみならず、
「不眠症」や「集中力低下」など
さまざまな症状が出ることも指摘されています。

もちろん、だからと言って、
スマホを絶対に使わないようにすることはできません。

著者もそのような前提に立って、
日常でできる対策を列挙しています。

その日常的対策のほとんどは習慣とすることが必要であり、
それは催眠技術によって比較的簡単に実現できる事柄のように思えます。

催眠技術による現代的な生活上の悩み解決の
大きな可能性に気づかせてくれる作品です。

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 その「もの忘れ」はスマホ認知症だった』 購入はこちらから
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5.吉田かずお先生トリビア

吉田先生が作った催眠テープ
(カセットテープに催眠の誘導と暗示を録音した商品)は
発売から二年で累計60万枚売れたと言われています。

吉田先生は、買った人が
周囲の人間にも聞かせることが多いことが分かったので、
「(およそ)100万人が聞いた」をキャッチコピーにしたと言います。

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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ

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