このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2020/12/1発行 第58号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(1)
■ 『道』として学ぶ催眠
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
師走になりました。
本来なら忘年会シーズンということで
スケジュールに空きがない方もいらっしゃるかと思いますが
新型コロナウイルスの再々流行にあたって
改めて在宅勤務を実施するようにという要請もあり、
当面、「自粛ムード」が続きそうです。
残業が減った・在宅勤務になったことで、
仕事以外のことに取り組む時間が増えてきているという話も聞きます。
今までとはライフスタイルが大幅に変わったという方も
少なくないかと思います。
この機会に、来年取り組むべきことなどを
改めて検討してみてもいいのかもしれません。
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2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(1)
『道』として学ぶ催眠
今は「古い」と評されがちだと思いますが
「先輩の技を盗んで覚えろ」と言った指導が
会社の現場で為されることがよくありました。
現在でも、影のように先輩につき纏い
その技を見て盗む教育指導法を
「シャドウイング」と呼ぶようです。
実はマニュアルに表現された形式知を
「意識的に学ぶ」ことより、
勘やコツ・ノウハウと言った暗黙知を
「無意識的に学ぶ」ことの方が
高次元な内容を習得できます。
無意識は意識の数百万倍の処理能力があると言われています。
無意識をどれほど効果的に使って学ぶかにもよりますが、
一般的に無意識を通じた学びの方が
その内容の豊富さや緻密さが段違いに高いのです。
日本人は世界の中でもトップクラスの
暗黙知教育の文化を持っています。
例えば、同じ全世界にあるファースト・フードのカウンター対応でも、
海外のものに比べて、明らかに日本の店舗のそれは丁寧で、
支払客の言動や態度に合わせた微妙な差異があります。
つまり、マニュアルで規定されている形式知の上に、
配慮や気遣い、サービスと言った概念の暗黙知を被せるのが
日本では常識化しているのです。
海外からの日本文化や日本人の行動の評価に、
よく「緻密」とか「繊細」と言う言葉が出るのは、
マニュアルに拠らない膨大な暗黙知に支えられた活動が、
日常一般にまで広がっているからと考えることもできます。
日本の各種の「習い事」の習得の仕方にも、
それが見て取れます。
剣道や柔道のような武道もそうですし、
華道や茶道などの芸事も同様です。
さらに言うと、能や歌舞伎、浄瑠璃、落語などの伝統文化や、
将棋や囲碁の世界なども、同様のマニュアルや
具体的な指導書がほとんどない中での
修行の世界が広がっています。
端的に言うと“道(どう)”の文化です。
そこでは、師匠の暗黙知を、決められた型や修行項目の反復を通して、
弟子がマスターして行く構造が存在しています。
これは、マニュアルなどを意識的に読んで理解し、
記憶すると言うことでは伝達しきれない
膨大な情報による緻密で繊細な技の集合を、
無意識の中に注ぎ込んで定着させるプロセスです。
吉田かずお先生は、催眠術を“道”として教えています。
それは、「柔道」や「剣道」のように、
1回や数回のレッスンなどで原理を知ることはできても、
身につけて自分のものとして技術を使いこなすには、
長い時間をかけた実践が必要であるということを指しているのです。
企業組織の重要な知的資源 暗黙知を考える
物事を正しく実行する「意識」以外の「それ」
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3.セミナーのご紹介
◆オンライン動画セミナー
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脳神経学や行動心理学、行動経済学などの
新たな研究結果がどんどん発表されるにつれて、
以前にも増して無意識についての理解が深まり、
その延長線上で無意識に直接働きかける技術である
催眠術に対する関心が高まっています。
一般の催眠術師による半日から1日のレッスンを
1回から数回程度重ねる多くの催眠術習得コースでは、
すぐにかけられるようになることを前提に、
誘導に用いるスクリプトと
幾つかの演芸催眠的なパフォーマンスの基礎などを
教えたりすることに終始しがちです。
また、ヒプノセラピー系の学習でも、
典型的な催眠誘導の実技と
フロイト以来の古典的な無意識の構造などの
理論説明を軸にカリキュラムが進むことが多いようです。
実践催眠術の第一人者、吉田かずお先生は、
理論的な学習と並行して、
多種多様な催眠術に対するニーズに対応する経験を重ねることで、
催眠の技術が磨かれていくことを強調し、
催眠術の持つ可能性の広がりの大きさと共に、
催眠術師の負うべき重い責任を常に説いています。
人間の総てをつかさどっているのが無意識である以上、
その無意識に直接アクセスすることのできる催眠術は、
事実上、人間を自由にコントロールする技の集大成ですから、
催眠術師は人を操る超能力を持った
超能力者のように見立てることもできるのです。
ヒーローものの番組を見るまでもなく、
大きな能力には大きな責任が常に伴います。
この動画セミナーでは、他の催眠術レッスンではあまり教えられることのない
催眠術の仕事がはらむ大きなリスクと催眠術師が負うべき重い責任、
そして、催眠術師になった後の自己研鑽のあり方など、
質の高い催眠術師になるために知っておかねばならない、
吉田かずお先生直伝の教えが数多く紹介されています。
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4.催眠関連書籍紹介
『“しあわせになりたい人”のための超カンタンに充実の人生を送る方法』
上司や同僚、友人・恋人との人間関係で
ストレスを抱え込んでいる人は増える一方に思えます。
「やりがいのある職場」や「自分を尊重してくれる相手」を求めても、
なかなか手に入らない。
そのやるせなさや徒労感が、
日常的にココロをすり減らして行っているのでしょう。
その状態は、自覚できないままに、
自律神経などをむしばみ、
カラダの色々な症状になってあらわれてくるケースも増えています。
催眠技術研究屋の石川真が、
そうした「満たされない思い」や
「いやになって来る気持ち」について聞くたびに、
一つ思い至ることがあります。
「催眠の技術なら、簡単にしあわせになれるのに」。
前作『ステージを変えて幸福に生きる!
〜フロー状態から考える“習いごと”のススメ〜』から、
石川真がさらにグンと踏み込んで、
ココロを整える最強の技術である“催眠”で、
しあわせになる方法を丁寧に説明します。
あなたのココロのスイッチをカチッと切り替える、
そんな可能性を教える一冊です。
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5.吉田かずお先生トリビア
1970年ごろに代官山に開設した催眠サロンで、
吉田先生はヒプノセラピーの施術を始めました。
しかし、コミックバンド時代は観客の笑顔に囲まれていたのに、
催眠サロンには精神を病んで暗い表情の人々が毎日たくさん訪れて来て、
徐々に会うのがつらくなっていったといいます。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ
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