無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界 2020/5/1発行 第51号
このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2020/5/1発行 第51号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.日本の催眠者(3) 成瀬悟策
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
5月7日までを予定していた緊急事態宣言が
延長の方針であると昨日報道がありましたね。
この一ヶ月間の様子を見ると、セッション・ルームのある
新宿をはじめとしたオフィス街は人が少ない状況でしたが、
近隣の住宅街は却って人が多かったように思います。
不安を煽るような報道も多い中で、ストレスを感じやすくなっている方も
いらっしゃるかと思います。
最低限の警戒は必要ですが、必要以上の不安は却って免疫を
下げる結果に繋がりかねませんので、
自己催眠でうまく感情をコントロールしていきたいですね。
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2.日本の催眠者(3) 成瀬悟策
1924年に生まれの成瀬悟策は日本の戦後最大の催眠研究者でした。
明治から戦前の昭和にかけての催眠ブームや
市井に溢れた霊術家の動きとは一線を画し、
学問的研究対象として催眠を掘り下げた人物です。
他の研究者と共に「日本催眠医学心理学会」を立ち上げ、
多くの後進も育てました。
彼の研究は単なる心理学的な基礎研究に収まらず、
催眠の原理や技術の具体的な応用にも
広く研究のすそ野を広げました。
臨床心理学の分野への応用も積極的に研究し、
その分野の研究者に催眠を広く教授したことでも知られています。
また、『催眠面接法』や『教育催眠学』などの著書の分野にも現れている通り、
広い応用の範囲を視野に入れた研究を進めています。
更に、後述する自己催眠の技術の研究も自律訓練法をまとめた
J.H.シュルツと共同で進め、非常に緻密な方法論を確立しています。
日本心理学会名誉会員・日本教育心理学会名誉会員である他、
日本催眠医学心理学会理事長・日本心理臨床学会理事長・
日本リハビリテイション心理学会理事長などを歴任し、
2001年には勲二等瑞宝章を受章しました。
現在の一般に知られる「催眠」という言葉には、
何かいかがわしいイメージや似非科学のような印象が
付きまとっているケースが多いですが、
戦後日本で催眠の科学的研究分野として催眠を成立させ、
後世に残る研究を成し遂げた偉業は
もっと知られるべきであるように思えます。
リンク:
『「できる人の習慣」として紹介される自律訓練法』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=220
『面接者が嘘をつけない “催眠面接”』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=153
『学校教育に催眠を採用する ~村上辰午郎の取り組み~』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=811
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3.セミナーのご紹介
◆人生の軌道を変えるプラス・イメージをモノにする、催眠“引き寄せ”講座◆
『ザ・シークレット』で広く知られた“引き寄せの法則”。
スピリチュアル系では「波長の法則」と呼ばれる通り、
自分が確信している“プラス・イメージ”は周囲に伝わり、
周囲からそのイメージが具現化してもたらされると言われています。
実践催眠術の第一人者である吉田かずおが、あなたがもつプラス・イメージを、
あなたの“無意識”に確実に書き込み、
それを維持していく自己催眠術も併せて指導します。
あなたの人生を大きく変えるための前例ない催眠講座です。
<日時>
5月20日(水) 19:00~22:30
※今後、毎月第3水曜日に定期的に実施いたします。
<講師>
吉田かずお
<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)
<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。
http://saimin-seminar.com/
※お申し込み期限は5月13日(水)。
お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。
<料金>
一般 65,000円(税込)
大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。
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4.催眠関連書籍紹介
『自己催眠』
戦後最大の催眠研究者である成瀬悟策と
J.H.シュルツの共著です。
J.H.シュルツはドイツの精神科医で、
同国のオスカー・フォクトの研究を進め、
現在でも自己催眠方の中で最も有名な自律訓練法を
1932年に発表しました。
この書籍は1963年に初版が出されています。
自己催眠の原理や方法のみならず、自律訓練法の説明や、
自己催眠状態の心理的生理的分析論、
さらに呼吸器障害や循環器系障害などの
各種の疾病に対する適用方法などまで
網羅的に書かれています。
自己催眠に関して考えられること総てが、
まとめられている一冊と言っても過言ではありません。
特筆すべきは第三章の『自己催眠の諸法』で、
その中に、座禅やヨガなどの手法まで含まれています。
現在のマインドフルネス瞑想などの原理も
既にこの段階から多くが語られているのです。
自己催眠を体系的・且つ網羅的に学び考えたい方には
必携の一冊です。
『自己催眠』
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5.吉田かずお先生トリビア
吉田先生は1964年にドリフターズを脱退し、
小野ヤスシらとドンキー・カルテットの活動を
1970年の解散まで続けます。
催眠術師としての活動を本格的に始めたのは、
ドンキー・カルテット解散後のことでした。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ
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