このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2019/7/1発行 第41号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.道と催眠
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
本日から7月になりました。
今年も前半が終わり、後半のスタートを切りましたね。
沖縄はすでに梅雨明けをしたそうですが、
ジメジメとした気候はしばらく続きそうです。
九州地方は大雨のようですが、どうぞご無理のないようにお過ごしください。
例年だと関東地方の梅雨はあと20日ほど続く見込みのようです。
少しでも快適に過ごせるように工夫したいものですね。
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2. 道と催眠
日本には「●道」と呼ばれる伝承技術がたくさんあります。
柔道や剣道のような武道全般もそうです。
茶道や華道を始め、能や狂言などの技術をまとめて芸道と呼ぶこともあります。
山伏が修行する修験道と言うものもあります。
この道の考え方には二つの大きな特徴があります。
ひとつはマニュアル的なものから学ぶのはあくまでも補助的なものであって、
基本的にはカラダで繰り返すことで学び取るものであることです。
もう一つは、「免許皆伝」などの区切りは一応あるものの、
学びが永遠に続くことです。
カラダで複雑な型や動きをマスターしようとすれば、
何度も一つずつの動きを反復することになります。
複雑な処理が求められる時、処理能力の低い「意識」では対応できないので、
「無意識」が動員されることになります。
その結果、道の練習(=修行)は、多くの場合、
考えずに集中することが求められるようになります。
つまり、変性意識状態を用いてカラダ全体・五感全体で
学び取ることになります。
一定レベルまでできるようになってそれを行なう時にも、
高い処理能力が求められますから、
変性意識状態になって無意識に蓄積されたものをフル稼働して
実行することになります。
これはスポーツ選手らが言う「ゾーン」の仕組みそのものです。
考えずに集中することが求められるのですから、
雑念や邪念は学びの邪魔にしかなりません。
そこで、座禅や瀧業などの修行が組み合わせられて、
心を静めて、考えずに行えるようにする要素が加えられることになります。
その上、終わりがない道の世界では、
単純な反復もどんどん技術を研ぎ澄ませていくことになります。
これは「無意識」が秘めている能力を
どんどん表面化させていることそのものです。
このように道の体得は、自分の「無意識」をコントロールする
体系的な訓練になっていて、実質的に自己催眠と同じです。
催眠という言葉が日本に伝わったのは明治初期ですが、
その遥か以前から、日本には各種の「道」の形で、
自己催眠を中心とした催眠の技術が
既に人々に浸透していたと考えることもできるのです。
リンク:
『日本人が幸福感を得るため手法 “習いごと”』
『映画『日日是好日』に観る「センス・オブ・ワンダー」の正体』
『映画『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』に見る“敵との同調”』
『自己催眠を多数の国内著名人に説いた中村天風』
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3.セミナーのご紹介
◆本当の催眠術がスッキリ分かる!
目からウロコの“吉田式催眠術”解説基礎講座◆
実践的催眠術の第一人者。吉田かずおの催眠世界観は、
大気拳の正統伝承者として、武道や気功に通じる催眠分野にも、
著名な代々木忠監督を通して確立したセックス催眠にも、
ステージの上から観客にかけてしまう演目としての集団催眠にも、
集中力や学習能力を驚異的に伸ばす催眠学習法にも、
心の問題解決をはかるヒプノセラピーにも、
すべてに共通する本質的で実践的な、催眠世界観です。
吉田かずおが得意とする古典的なメスメリズムから
最新の“適応的無意識”の研究の視点まで、スッキリ説明します。
催眠の技術が何にどんな風に使えるのかを知りたい人にうってつけです。
<日時>
7月24日(水) 19:00~22:00
※今後、毎月第4水曜日に定期的に実施いたします。
<講師>
石川真
<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)
<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。
※お申し込み期限は7月17日(水)。
お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。
<料金>
一般 55,000円(税込)
※クレジットカードでの決済となります。
大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。
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4.催眠関連書籍紹介
『弓と禅』
ドイツの哲学者オイゲン・ヘリゲルが大正時代に来日し、
日本文化の神髄を学ぶために、弓術の大家である
阿波研造から指導を受けた際の様子を描いた書籍です。
見ようによってはきちんと描かれた『カラテ・キッド』の修行物語のようで、
マニュアル的に体系的な指導が為されないことに対する西欧人の焦燥が
非常によく描かれています。
矢を放つ練習に入ると、師は「矢が勝手に手元から放れるようになる」まで
練習するように言います。
的を射る「意思」が矢を放つのではなく、
矢が自分の意思のコントロールの外で、勝手に放れるのだというのです。
意識によるコントロールを離れて、無意識が矢を放つようになるということを
指しています。
このような無意識による学びと、無意識に身を任せることで初めて完成する技術。
このような技術の「道」としての教え方が詳しく分かり、
それが一般的と考えられる合理的な教育方法といかに違うかが分かる名著です。
『弓と禅』
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5.吉田かずお先生トリビア
11970年に「ドンキー・カルテット」が解散した後も、
吉田先生は「シンフォニック・マッド」、
「ブラック・ジャック」などのコミック・バンドで
中心的なメンバーであり続けました。
さらに各地で開かれるステージの司会などの仕事も
していました。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ
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