このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2020/1/2発行 第47号

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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.催眠術の倫理(3) 医療との境界
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶

こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
新年あけましておめでとうございます。
本年も吉田ヒプノロジー研究所をどうぞよろしくお願いいたします。

今年のお正月は大型連休と騒がれています。
9連休とのことで、遠方にお出かけになったり、
旅行や帰省を長めにされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

忙しい日々の中ではなかなかまとまった時間を取ることが
難しいかと思います。普段やりたくてもできないことに
取り掛かるいいチャンスかもしれません。

今後、メールでのご連絡がご不用の方は、お手数ですが、
以下より手続きをお願いいたします。
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2. 催眠術の倫理(3) 医療との境界

当たり前のことですが、
医師資格を持たない催眠術師が催眠術の効能を約束することは
医事法に違反する“違法行為”です。

ですから、“催眠で●●(病名)を治す”はもちろん言えませんし、
“催眠は●●(病気の症状)に効き目がある”も
法的には認められていません。

しかし、この法律的な問題をきちんと教える催眠レッスンは少なく、
生徒の側から尋ねられて初めて、このようなルールになっていることを
なんとなく答えているだけでもまだ良い方です。

現実に国内で有名な催眠術師が
老母の末期がんについてメールで相談を受けて、
メールの返信で「一回の催眠施術で末期がんを必ず治せる」と
説明しているようなケースまであります。

正規の医師が癌の治療をする場合でも断言など決してしません。
まして、上述の通りのルールを完全に破っています。
さらに、それをメールと言う記録に残してしまっているのも、
全く無警戒と言ってよいでしょう。

疾病に悩む人に対して催眠術師ができるのは、
相談に乗ることであり、
病を抱えて生きる気持ちを改善することです。

ただそれは気休め程度の働きという意味ではありません。
無意識は心と体に大きな影響を与えています。

説明表現として単純化するために
“効果が発生し得る”ぐらいは言ってしまっているケースはありますが、
その無意識のありようをクライアント自身が変える
重要な手助けをすると捉えるべきでしょう。

疾病を抱える人物はまず病院できちんと診断を受け、
治療を受けるべきです。

たとえば、催眠で痛みを取ることは
米国の医療現場ではよく行なわれており、
出産の場面でも陣痛の抑制に用いられていたりします。

虫垂炎(いわゆる「盲腸」です)で腹痛が酷い時に、
催眠施術で痛みが気にならなくすることができたとします。

それは、痛み止めの効果を催眠で実現しただけであって、
虫垂炎自体はどんどん悪化が進んでいることになります。

実は、デート中に交際相手の女性の虫垂炎を
このようにして悪化させた男性催眠術師の話は
本当にあった出来事で、
教訓として催眠術のテキストなどで紹介されていることがあります。

このように、医師の診断と治療が先にあってからの
催眠技術であることが分かります。

米国の事例を見るまでもなく、
ヒプノセラピーが扱う分野は大きく広がっています。

しかし、それは、医師資格もなければ、
診断もできない一般人である催眠術師が、
催眠で病気を治せるということでは決してないのです。

リンク:
『不眠症を緩和する催眠施術』

不眠症を緩和する催眠施術

『妊娠・出産のおける催眠技術活用の実際』

妊娠・出産のおける催眠技術活用の実際

『催眠で腸に働きかけて作る“健康生活”』

催眠で腸に働きかけて作る“健康生活”

『慢性的な肩凝りを一発で解消する催眠技術』

慢性的な肩凝りを一発で解消する催眠技術

『催眠技術による癌患者回復の取り組み』

催眠技術による癌患者回復の取り組み

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3.セミナーのご紹介

◆実践!聞き手の意見を思いのままに変える催眠スピーチ術 基礎講座◆

聞き手を変性意識状態に引き込み、
無意識段階で聞き手の意見をこちらの伝えるものに書き換える
催眠スピーチ術の体系化に成功しました!

ヒトラーが国民操作に用いたスピーチ術を催眠の立場から再構成。
500人にさえ一度に変性意識に引き込むテクニックをお教えします。

深催眠はできませんが、ラポールがほとんど要らず、
対象者を広くムラなく誘導できる奇跡の手法です。
さらに、参加者に人前で自信を持って話せる他者催眠をかけて
確実に実行できるようにします。

<日時>
1月15日(水) 19:00~22:00
※今後、毎月第3水曜日に定期的に実施いたします。

<講師>
石川真

<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)

<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。

吉田かずおの催眠セミナー

※お申し込み期限は1月8日(水)。
 お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。

<料金>
一般 55,000円(税込)
※クレジットカードでの決済となります。

大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。

吉田かずおの催眠セミナー

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4.催眠関連書籍紹介

『奴隷日記』

通っていたイラストの学校の教師の言うなりになって、
著者のΩ子が、風俗業で働きつつ、
「ご主人様」の奴隷として過ごした日々を描くコミックです。

調教されて行くプロセスを描く第一巻と、
「ご主人様」に対して抱くようになった猜疑心が募り、
「ご主人様」から離れることに成功する
「完結編」の二冊からなっています。

「完結編」の中でも「ホスト、バンドマンなどには
自己肯定感の低いメンヘラ女子を風俗で働かせて
食い物にしている男がいる」と説明されていますが、
典型的なその手法が詳細に描かれています。

実際に鎖で拘束されている訳でもなく、
監禁されている訳でもないのに、
「ご主人様」から逃げられない心理が理解できる内容です。

吉田かずお先生の催眠観では洗脳も催眠のうちですが、
この書籍でも奴隷化のプロセスの中に
催眠と洗脳の両者が組み込まれています。

「洗脳」と呼ばれる「催眠」の一ジャンルがよく分かりますが、
取り扱い要注意の二冊です。

『奴隷日記』
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https://amzn.to/37xgsPh

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5.吉田かずお先生トリビア

吉田先生が催眠術に明確な関心を抱いたのは中学校頃からですが、
その背景には幼少期からずっと見知っていた大道芸がありました。

インターネットどころかテレビ放送もなかった時代、
吉田先生は大道芸人が毎日芸を見せていた巣鴨のとげぬき地蔵近くに
よく行っていたとのことです。

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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ

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