このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2019/9/1発行 第43号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.戦争と催眠
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
9月に入り、少しずつ暑さも和らいできました。
一方で、九州地方などで大雨のために被害を受けられた方も
いらっしゃるかと思います。
秋に向けて、台風が増える時期でもありますので
自然災害への注意を怠らずに過ごしたいですね。
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2. 戦争と催眠
戦争と催眠技術の関連を考えるとき、最初に思い当たるのは、
1950年代から開始され1960年代まで続けられた
米国CIAによる一連の洗脳実験「MKウルトラ計画」かもしれません。
第二次世界大戦終結後、拷問や自白などの
洗脳技術が研究され続けたと言われています。
MKウルトラの一環として画策された
催眠状態の人物による三度に渡るカストロ殺害未遂事件も
有名です。
失敗の理由は、催眠状態では精度の高い計画的な行動が
とれないということだったようです。
当時の冷戦下では、中国やソビエト連邦なども洗脳の技術を
集中的に研究していたことが知られています。
吉田かずお先生による催眠の考え方においては、
「洗脳」も催眠の一種ですから、
主要大国では催眠技術の軍事利用の道が
模索されていたことが分かります。
これらの第二次大戦後の主要国の取り組みは、
どちらかと言うと、個人に対する洗脳を中心とした催眠の技術です。
しかし、第二次大戦までの旧日本軍においては、
大規模な集団に対する催眠技術の適用が
色々と考えられていました。
日本文化の最初の分析研究をまとめたと言われている
ルース・ベネディクトの『菊と刀』には、
日本人が睡眠を娯楽のように考えていると述べられています。
娯楽ということは、
「他に大事なやることがあるなら、寝ている訳には行かない」
ということになります。
日本兵の寝ずの進軍の背景には、
催眠技術の適用と薬物の利用があったと
吉田かずお先生も言っています。
現実に、強い精神力を発揮した各種の行動は、
敵軍から「日本兵超人伝説」と呼ばれるような事例も多々生まれました。
こうした軍による組織的な催眠技術の活用は、
明治期から始められており、
1908年には、複数の将校が民間の子供を相手に
催眠術を練習しようとして濫用し、
一部が白痴に至ったと新聞報道されています。
催眠術者としても知られる忍者の藤田西湖も
陸軍中野学校で教鞭をとっています。
このように、明治期から昭和の前半にかけての日本においても、
戦争と催眠技術は一定のつながりをもっていたのです。
リンク:
『最後の忍者、藤田西湖の催眠術への傾倒』
『大量集団催眠? 催眠スピーチの倫理的な活用』
『よく聞かれる質問「催眠で人を殺せるか」(1)』
『森鴎外が描くセンセーショナルな催眠犯罪小説…『魔睡』』
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3.セミナーのご紹介
◆本当の催眠術がスッキリ分かる!
目からウロコの“吉田式催眠術”解説基礎講座◆
実践的催眠術の第一人者。吉田かずおの催眠世界観は、
大気拳の正統伝承者として、武道や気功に通じる催眠分野にも、
著名な代々木忠監督を通して確立したセックス催眠にも、
ステージの上から観客にかけてしまう演目としての集団催眠にも、
集中力や学習能力を驚異的に伸ばす催眠学習法にも、
心の問題解決をはかるヒプノセラピーにも、
すべてに共通する本質的で実践的な、催眠世界観です。
吉田かずおが得意とする古典的なメスメリズムから
最新の“適応的無意識”の研究の視点まで、スッキリ説明します。
催眠の技術が何にどんな風に使えるのかを知りたい人にうってつけです。
<日時>
9月25日(水) 19:00~22:00
※今後、毎月第4水曜日に定期的に実施いたします。
<講師>
石川真
<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)
<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。
※お申し込み期限は9月18日(水)。
お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。
<料金>
一般 55,000円(税込)
※クレジットカードでの決済となります。
大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。
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4.催眠関連書籍紹介
『あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと』
催眠の技術に対してネガティブなイメージを持つ人はたくさんいます。
そして、そのイメージの代表的な根拠の中の一つに「催眠商法」があります。
この本は実際に催眠商法を行なう側だった著者がその内幕を詳細に描いたものです。
催眠商法の特徴に、集めた近隣住民を演芸的な展開で
集団トランスに引き込むと言ったものがあります。
浅いトランス状態(=変性意識状態)には全体がなるとは思われますが、
その状態に何らかの明確な暗示を書き込んでいる訳ではないことが分かります。
逆に被暗示性の高い参加者を選んで、
商品の効能が実際にあると感じさせたりするデモンストレーションは、
かなり催眠的です。
催眠商法の実態はあまり催眠技術を用いたものではないことが分かります。
漠然としたイメージで語られる「催眠」のネガティブな側面の一つを
正しく理解できる一冊です。
『あやしい催眠商法 だましの全手口 身近な人を守るために知っておくべきこと』
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5.吉田かずお先生トリビア
吉田先生は小学6年生の頃から講道館で柔道を習い始めました。
空手は日大で空手部に入りましたが二年で辞めたそうです。
そして、ドンキー・カルテット在籍時に有名な太気拳創始者の
澤井健一に知り合ったのでした。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ
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