日本催眠術協会理事長の吉田かずお先生は、「人間は自己催眠をとてもかけやすい。
ポジティブな自己催眠よりもネガティブな自己催眠が圧倒的に多い」と仰います。
職場で仕事上の失敗を重ねると、「やはり、中途採用で入ったから、相手にされていない」など、
現実には全く無根拠な因果関係で、自分がダメな人間だと思い込んだりすることがあります。
このような思いが無意識に書き込まれることが、ネガティブな自己催眠です。
このようなとき、「自分は会社で皆から評価されていて、毎日仕事が楽しい」などと
他者催眠で無意識に書き込むと、ネガティブな自己催眠を打ち消すことができます。
同じように、なんでも悲観的に捉え、「物事がうまくいかない」、
「どうせ、世の中は不公平だ」と言った考えも、
ポジティブな考え方を他者催眠で書き込むことにより、
変えてしまうことができます。
ポジティブ・シンキングはかなり流行した言葉ですが、
催眠術者の他者催眠で今までの考え方を変えてしまうと同時に、
自己催眠の技術でその後も、ことあるごとにポジティブで楽天的な考え方を自分に書き込むと、
悩みに振り回されることのない人生が、簡単に、そして半永久的に実現することになります。
