書店に行くと、自己啓発系の書籍が多数見つかります。多くの本は、“成功者”と
呼ばれる人々が、自分が現在に至るまで心掛けてきたことをまとめたものです。
彼らは試行錯誤の末にこれらの考え方や習慣を身につけるように努力したのだと
思います。

普段の自分を振り返ってみると、例えば爪を噛んだりするような単純なクセを直
すのも非常に大変です。自分が無意識のうちにしている言動を意識して、それを
しないように心掛けるのは、なかなか難問ではないでしょうか。

人間の心全体の中で意識はほんの“氷山の一角”であって、無意識が水面下に
大きく潜んでいると言います。そうであるなら、クセどころか、日常の中で
いつもしている考え方や習慣を、意識して新たなものに変更するのは、
極めて困難な筈です。

“美女催眠”という催眠のジャンルがあります。
催眠技術を使って被験者の女性の無意識に、憧れの女優やモデルなどの
イメージを書き込んでしまい、美女の言動を身につけてしまうものです。

メラビアンの法則などにもあるように、表情や言動はひとの評価を大きく
変えます。その言動を催眠で書き込んでしまえば、意識的な矯正が
一切必要とせずに、美女にも成功者にもなりきって、思いのままに人生を変えて
いくことができるということなのです。