このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2022/4/1発行 第74号

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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.シリーズ「催眠術師になるには」 知るべき背景知識編(8)
■ 部品販売型の催眠サービス (1)教育編
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶

こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。

そろそろ桜が満開ですね。
少し肌寒く感じる日もありますが、いかがお過ごしでしょうか。

今日から新年度が始まり
新しい環境に変わった方もいらっしゃるかと思います。

慣れない環境はストレスを感じることもあるかもしれませんが
自己催眠を上手に使って、精神面をコントロールしながら
過ごせたらいいですね。

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2.シリーズ「催眠術師になるには」 知るべき背景知識編(8)
 部品販売型の催眠サービス(1)教育編

前回の号で催眠の仕事には、
催眠技術を直接的にサービスとして用いる「完成品販売型」と
間接的に用いる「部品販売型」があると説明しました。

演芸催眠を例にとって説明すると、
催眠のショーを行なってみせるのは
前者の「完成品販売型」です。

それに対して、マジックやメンタリズムの演芸の一部として
催眠技術が採用されているのであれば
後者の「部品販売型」と考えられます。

教育の分野で考えてみると、下の書籍紹介で言及する
村上辰午郎の学校教育への応用はとても有名です。

明治後期から昭和初期まで各地の学校で、
「村上式注意術」という名称で学童を対象に
集中力を増すための催眠施術が行なわれていたのです。

しかし、名称を変えていても、
これは催眠施術そのものですから、
「完成品販売型」であると言えます。

これに対して、「部品販売型」の教育への応用も
色々実践されています。

たとえば、以前テレビ番組で紹介されていた、
児童の成績を伸ばすことで有名な
陰山メソッドの一部である「100マス計算」の実践においては、
100マスの計算を行なうクラスの児童達の脇で、
担当教諭は黙ってみているのではなく、
「さあ、昨日よりももっと速くなる」、
「数字を見ていると、ドンドン計算できる」などと言っていました。

作業に集中すれば、誘導法の一つの「集中法」の原理が働きます。

元々児童達は実質的に催眠状態にあると吉田先生は言いますが、
その児童達を集中法で誘導すれば容易に催眠状態になります。

そこに脇から「昨日より速くなる」と言えば、
その言葉は間違いなく児童達に対して
暗示として書き込まれます。

成績が徐々に伸びていくのは当たり前とさえ思えます。

他にも、朝礼などでの校歌斉唱なども、
呼吸のコントロールを集団で歌を通して行なえば、
集団全体が同一行動に集中することで
変性意識状態(=催眠状態)に引き込まれますから、
催眠技術を応用していると考えることができます。

このように催眠技術は教育の色々な部分に
組み込まれて使われているのです。

作業をさせることで、集団に暗示を書き込む! 「作業催眠術」

作業をさせることで、集団に暗示を書き込む! 「作業催眠術」

学校教育に催眠を採用する ~村上辰午郎の取り組み~

学校教育に催眠を採用する ~村上辰午郎の取り組み~

「体系的に催眠術を学んで教育現場に活かしてみたい」(40代養護学校教員)

「体系的に催眠術を学んで教育現場に活かしてみたい」(40代養護学校教員)

ヒトラーが意識した眼力

ヒトラーが意識した眼力

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3.セミナーのご紹介

◆仕事も勉強もどんどんはかどる、
 奇跡の催眠“集中力”強化講座◆

重い腰を上げられず、初めても集中できず、はかどらない。
仕事でも勉強でも成果が上がらない最大の原因は、自分の心に潜んでいます。

吉田かずおが日常の中で周囲の人物に多数施術して、
最も多く、最も劇的な成果があったのが、
集中力の強化です。

深呼吸一つで、やらなければならない仕事や勉強が
好きでたまらなくなり、のめり込み、どんどん集中して取り組むことができる。

そんな暗示を、あなたの無意識に書き込み、さらに自己催眠で集中力を強化する。
それが、吉田かずおの「奇跡の催眠“集中力”強化術」です。

●日時 4/27(水) 19:00~22:30
●講師 吉田ヒプノロジー研究所 吉田かずお
●参加料(お一人様) 65,000円(税込)

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4.催眠関連書籍紹介

『教育催眠学』

現在の日本では「催眠と学校教育」と言う
テーマ設定自体が困難に感じられますが、
かつて日本は学校教育にも催眠技術を採り入れている
「催眠大国」でした。

明治後期から昭和初期まで各地の学校に村上辰午郎が、
集中力を増す「村上式注意術」を普及させていたことは有名です。

しかし、この書籍は臨床心理学者で
医学博士でもある成瀬悟策が
児童教育の現場での催眠の活用法をまとめた、
現在の感覚からすると驚きの内容です。

彼を含め19人もの大学教授・医師・教師の理論や
実践例をまとめており、
「受験生のコンディション作り」や
「非行少年の指導」、「偏食の矯正」など
各種の事例がふんだんに紹介されています。

今は少々入手が困難になって来ていますが、
実用催眠の技術を具体例から学べる貴重な一冊です。

『教育催眠学』
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5.吉田かずお先生トリビア

吉田先生は、創始者の澤井健一氏から太気拳を直接習った
数少ない弟子のひとりとしても有名です。

吉田先生がドンキーカルテット時代に、
料理研究家として有名な結城貢氏に紹介されて
初めて澤井氏に会ったのでした。

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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
執筆担当 石川真
配信担当 田中めぐみ

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