このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2021/7/1発行 第65号

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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(8)
■ 対象者理解
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶

こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。

なかなか新型コロナウイルスの流行が収まらない状況ですが、
周囲ではワクチン接種をしたという話を
頻繁に聞くようになってきました。

まだまだ日常生活で制限されることもありますが
免疫力を高めて日々を過ごしていきたいですね。

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http://saimin-seminar.com/category/magazine/

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2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(8)
 対象者理解

書店のビジネス書売場で接客について書かれた書籍を見ると、
それが物販の場であれ、サービス提供の場であれ、
お客様がどんな方で、どんなニーズを持っているかなど、
お客様を正しく理解することが最も大事なことであると分かります。

催眠の施術においても、それは全く変わりません。
催眠をかける相手のことを対象者と呼ぶことが多いですが、
対象者がどのような人物で、どのような生活をしていて、
何が悩みであるのかが把握できなければ、
催眠施術が本質的に成功することはないだろうと思います。

対象者が理解できないと、話が噛み合いません。
対象者の使う言葉の難易度に合わせて会話することは、
NLPで言うペーシングに含まれますが、
実際にやってみると非常に難しいことだと分かります。

たとえば、LGBTQなどの違和感や
被差別感で苦しんでいる人は多いと最近よく言われていますが、
そのような社会的な認識ができる前の世代の催眠施術者には、
その悩みや苦しみが分かりにくいこともあるかもしれません。

吉田かずお先生の考える催眠の考え方(=吉田式催眠観)では、
ラポール形成が催眠施術成功の主要な要素の一つですが、
対象者が理解できなければ、ラポール形成がままならないのは明らかです。

仮にラポール形成ができて、対象者を催眠状態に誘導したとしても、
今度は対象者が受け容れやすい暗示文を用意しなくてはなりません。
ここでも対象者の価値観やライフスタイルなどの理解が必須です。

催眠の技術をマスターしようとするとき、
単にテンプレート化された誘導スクリプトを丸暗記したり、
たくさんの誘導法を無意味に覚えて実践したりすることに
エネルギーを割く人が散見されます。

しかし、催眠施術成功の大きなカギは対象者の理解であることが分かるのです。

ジェネレーション・ギャップと催眠技術

ジェネレーション・ギャップと催眠技術

他者催眠の上達が進まない原因
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=1320

暗示文雑感

暗示文雑感

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3.セミナーのご紹介

◆本当の催眠術がスッキリ分かる!
 目からウロコの“吉田式催眠術”解説基礎講座◆

実践的催眠術の第一人者。吉田かずおの催眠世界観は、
大気拳の正統伝承者として、武道や気功に通じる催眠分野にも、
著名な代々木忠監督を通して確立したセックス催眠にも、
ステージの上から観客にかけてしまう演目としての集団催眠にも、
集中力や学習能力を驚異的に伸ばす催眠学習法にも、
心の問題解決をはかるヒプノセラピーにも、
すべてに共通する本質的で実践的な、催眠世界観です。

吉田かずおが得意とする古典的なメスメリズムから
最新の“適応的無意識”の研究の視点まで、スッキリ説明します。
催眠の技術が何にどんな風に使えるのかを知りたい人にうってつけです。

<日時>
7月28日(水) 19:00~22:00
※今後、毎月第4水曜日に定期的に実施いたします。

<講師>
石川真

<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)

<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。

吉田かずおの催眠セミナー

※お申し込み期限は7月21日(水)。
 お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。

<料金>
一般 55,000円(税込)
※クレジットカードでの決済となります。

大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。

吉田かずおの催眠セミナー

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4.催眠関連書籍紹介

『無意識がわかれば人生が変わる』

人間に「意識」はないという「受動意識仮説」を唱えた前野隆司博士が
リクルート社出身で人間の無意識に関する4つのメンタルモデルの類型を作った
由佐美加子にインタビューする内容の書籍です。

4つのメンタルモデルは、彼女が元ソニー社幹部で
工学博士の天外伺朗と共同で著した
『ザ・メンタルモデル』で発表された考え方です。

メンタルモデルは、個々の人間を「行動」に突き動かす無意識の自動システムで、
自分が重大視する特定の「痛み」を避ける原理によって駆動しています。

4つの「痛み」のモデルは
「何か価値を出さなくては認めてもらえない」とはやる「価値なしモデル」、
自分のありのままでは愛されない」と思い込んでいる「愛なしモデル」、
「人はどんどん離れて行き、自分は一人ぼっちだ」と感じている「ひとりぼっちモデル」、
「自分には決定的な欠陥がある」と考える「欠陥欠損モデル」とされています。

無意識のOSのパターンを回避すべき「痛み」の種類によって
シンプルに分類した点で優れているこのメンタルモデルは、
初出の『ザ・メンタルモデル』よりも
インタビュー形式になっている本書で理解する方が
分かりやすいかもしれません。

催眠施術の対象者の無意識の奥底に潜む
本質的なニーズを感じ取る上で
有効なフレームワークであるように感じられます。

『無意識がわかれば人生が変わる』
購入はこちらから
https://amzn.to/3AjFjoY

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5.吉田かずお先生トリビア

ドンキー・カルテットが解散した後も、
吉田先生は催眠の仕事でもバンドの仕事でも、
ドンキー・カルテット時代と同じ
「ジャイアント吉田」という芸名を使い続けていました。

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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ

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