このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2021/4/1発行 第62号

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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(5)
■ 催眠技術習得の流れ
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶

こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。

今日から新年度が始まる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今年は桜の開花も早く、東京ではすでに満開の時期は
終わってしまいましたが、春らしい気候が続き
過ごしやすくなってきました。

緊急事態宣言は明けたものの、まだまだ自粛を求められたりと
以前通りの日常を過ごせる日は先になりそうですが
ニューノーマルに適応しつつ、日々を過ごしていきたいですね。

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2.シリーズ「催眠術師になるには」 習得方法編(5)
 催眠技術習得の流れ

催眠技術を学びたいと考える人々は、
それが自己催眠であれ他者催眠であれ、
どちらか一方の分野で、
何かの用途目的を動機としていることが多いようです。

自己催眠ではマインドフルネスや禅、
スピリチュアリズムや武道、
スポーツなどの探究を進める過程で
自己催眠技術に関心を持つケースが多いようです。

また、禁煙方法として自己催眠を学んだので、
それを自分を変える技術として学び直したいといった、
特定のケースの自己催眠体験を一般化したい方々もいます。

それに対して、「宴会芸を一つマスターしたい」といった演芸催眠志向と
「妻の鬱を治してやりたい」などのヒプノセラピー志向の二つが
他者催眠を学ぶ動機の主要分類だと思います。
(関心を持つ方がほぼ全員男性のセックス催眠の習得も
 演芸催眠志向に含めておきます。)

吉田かずお先生の催眠の考え方では、
「催眠にかからない人はいない」ので、
誰にでもかけられるのが、腕の立つ催眠術師です。

「催眠にかからない人も存在する」という言い訳をせず、
他者催眠をたくさんの人にかけていけば、
おのずと色々な施術条件を克服することになりますので、
催眠の技術が磨かれます。

演芸催眠も一発芸で満足しなければ、
多種多様な暗示を多種多様な誘導法で試すことになるかもしれません。
そこには工夫が必要でしょう。

こうして見ると、自己催眠は自分にかけるだけなので応用範囲が狭く、
他者催眠さえかけられれば催眠技術は十分のようですが、そうではありません。

他者催眠をより深く効果的に行なおうとすれば、
施術時に催眠術師の側も催眠状態になる必要があるからです。

かける側の自己催眠が上手くなければ、
良い他者催眠ができないことになります。

また、催眠術師は、まず自己催眠が無意識を書き換え、
自分を変える体験をして、「できる」という確信を持つことが大事です。

自分が変わった以上、催眠によって相手も変えられるという確信が、
より強いラポールを形成することにつながるからです。

このように自己催眠の技術をベースにした他者催眠技術を
色々なケースで磨くことが催眠技術全体のレベルを引き上げるのです。

他者催眠の上達が進まない原因

他者催眠の上達が進まない原因

「社会的相乗効果」が人々にもたらした可能性

「社会的相乗効果」が人々にもたらした可能性

自己催眠と他者催眠の密接な関係

自己催眠と他者催眠の密接な関係

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3.セミナーのご紹介

◆本当の催眠術がスッキリ分かる!
 目からウロコの“吉田式催眠術”解説基礎講座◆

実践的催眠術の第一人者。吉田かずおの催眠世界観は、
大気拳の正統伝承者として、武道や気功に通じる催眠分野にも、
著名な代々木忠監督を通して確立したセックス催眠にも、
ステージの上から観客にかけてしまう演目としての集団催眠にも、
集中力や学習能力を驚異的に伸ばす催眠学習法にも、
心の問題解決をはかるヒプノセラピーにも、
すべてに共通する本質的で実践的な、催眠世界観です。

吉田かずおが得意とする古典的なメスメリズムから
最新の“適応的無意識”の研究の視点まで、スッキリ説明します。
催眠の技術が何にどんな風に使えるのかを知りたい人にうってつけです。

<日時>
4月28日(水) 19:00~22:00
※今後、毎月第4水曜日に定期的に実施いたします。

<講師>
石川真

<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)

<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。

吉田かずおの催眠セミナー

※お申し込み期限は4月21日(水)。
 お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。

<料金>
一般 55,000円(税込)
※クレジットカードでの決済となります。

大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。

吉田かずおの催眠セミナー

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4.催眠関連書籍紹介

『緊張を味方につける脳科学』

あまり説明したり教えたりする人のいない催眠技術に
「緊張系催眠」があります。

催眠全体の分類ではなく、誘導法の分類ですので
「緊張系誘導」と呼んだ方が良いかもしれません。

多くの催眠技術は対象者をリラックスさせることを前提としていますが、
そうではなく、緊張を継続させることで催眠誘導を行なう技術です。

この書籍は脳科学者として著名な茂木健一郎の著作です。

緊張系の催眠誘導がどのようにして成立するかのヒントが得られる内容です。

非常に主観的な概念ながら、
著者は緊張には「良い緊張」と「悪い緊張」があると説明し、
「良い緊張」は「フロー」や「ゾーン」を生じさせるとしています。

「フロー」も「ゾーン」も変性意識状態の一種ですので、
「良い緊張」から変性意識状態が招かれるのなら、
緊張系誘導のプロセスを示した内容と解釈することができます。

タイトルには脳科学と書かれていますが、
難解な話はほとんど含まれていません。

むしろ著者自身の体験から考えられた内容が主体で、
明確な測定ができるような科学性があまり見当たりません。

プロ・アスリートの「フロー」状態に対する
「ナマの証言」を集めたところにこの書籍の大きな価値があります。

『緊張を味方につける脳科学』 購入はこちらから
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5.吉田かずお先生トリビア

数々のテーマを採り入れて吉田先生が作った
催眠テープ(カセットテープに催眠の誘導と暗示を録音した商品)は、
現在では考えにくいですが、インターネットもなかった時代に
書店でずらりと陳列されて売られていました。

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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ

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