このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━
~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2020/10/1発行 第56号
━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━ ☆ ━━━━━
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.呼吸法とその応用
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.ご挨拶
こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
10月に入り、涼しく感じる日が増えてきました。
本日より東京もGO TOキャンペーンに含まれるようになったということもあるのか、
旅行会社のカウンターは大混雑の様子です。
図書館では、外出を抑制するために読書を推奨するべきということで、
新型コロナウイルス対策の特別予算で書籍を多く購入しているところもあるそうです。
インドア派の方は読書の秋を楽しむのも良いかもしれませんね。
バックナンバーはこちらから
http://saimin-seminar.com/category/magazine/
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
2.催眠とスピーチ
吉田かずお先生は、催眠のマニュアル本にも載っていない、
独自の「対象者に呼吸を整えさせること」による誘導法をよく用います。
吉田式呼吸法です。
武道や茶道や華道に通じる礼法、そして禅などの基本では、
外見的な姿勢と共に、呼吸が大事だとされています。
日本で古来言われる、無心・無我、恬淡などと呼ばれる心境は、
事実上、変性意識状態と考えることができます。
このように呼吸を整えることによって変性意識状態を発生させる原理は、
意識と無意識の制御が重なる唯一の臓器である「肺」を介した
自律神経の制御によるものであると考えられます。
人間誰しも呼吸はしていますから、吉田式呼吸法は誰にでも効果が大きく
簡便な誘導法となっています。
効果が大きく簡便なので、自己催眠も比較的簡単に実現できます。
たとえば「息を吐くときに痛みが出ていくようなイメージをすると
肩こり(頭痛)が取れる…」などと思いながら呼吸法を実践すると、
慣れない人でも浅い催眠状態を作って自身に暗示を書き込むことができます。
もともと、自律神経に働きかけ、身体全体の弛緩を達成するので、
「緊張を和らげること」を通して、
「心を落ち着けること」や「不安を解消すること」、
「痛みを緩和・解消すること」など、さまざまなことが、
暗示を入れなくても或る程度実現します。
また、呼吸を整えて長い呼吸を重ねることで、
体内にめぐる酸素の量も増え、脳が活性化し、
集中力や記憶力を引き上げる効果もあると言われています。
このように吉田式呼吸法を含む呼吸による弛緩系の誘導方法には、
単に誘導を実現するだけではなく、多くのメリットが存在するのです。
呼吸を整えて英単語を記憶する
使い勝手の良い誘導法「吉田式呼吸法」
自己催眠で気持ちを切り替える“換気”方法
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
3.セミナーのご紹介
◆自分のココロとカラダをコントロールする吉田式自己催眠術講座◆
数ある自己催眠術で最もよく知られ定型化されたものに、
ドイツの精神医学者シュルツ博士によって開発されて、
その後、体系化された「自律訓練法」があり、
ストレス緩和、心身症、神経症などに効果があるとされています。
吉田式自己催眠術講座では、自律訓練法の習得上の最大の難関である
催眠状態の実感を、吉田かずおによる他者催眠で体験しておいてもらい、
そこから呼吸法を基本とした自律訓練法よりはるかに容易な
吉田式呼吸法による自己催眠の方法で催眠状態を
自由自在に再現できるように指導します。
<日時>
10月7日(水) 19:00~22:30
※今後、毎月第1水曜日に定期的に実施いたします。
<講師>
吉田かずお
<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)
<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。
※お申し込み期限は10月4日(日)。
お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。
<料金>
一般 65,000円(税込)
大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
4.催眠関連書籍紹介
『呼吸入門』
催眠と言う切り口から呼吸を考えた内容ではありませんが、
日本古来の文化全体を「息の文化」と喝破するなど、
著名な教育学者である齋藤孝が、
呼吸と日本人の関係や呼吸を整えることの効用を
非常に分かりやすくまとめた本です。
紹介されている「齋藤式呼吸法」は、
普段の無意識に私たちがしている呼吸よりも
遥かに長い「一息」を必要とするので、
習得が難しいと感じられるかもしれません。
しかし、吉田式呼吸法に通じる、長く吐き長く吸う呼吸に、
変性意識状態を起こす効果があるのは間違いなく、
そのさまざまな応用方法にも言及が為されています。
必ずしもマニュアル的な体系だった
網羅性のある内容ではありませんが、
呼吸の重要性をすんなりと理解できる一冊です。
『呼吸入門』
購入ページはこちらから
https://amzn.to/3l5jcKS
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
5.吉田かずお先生トリビア
1970年に所属していたドンキー・カルテットが解散し後に、
吉田先生は本格的に催眠の仕事に注力するようになります。
芸能プロダクションのスターダスト社が
催眠事業用に立ち上げた別法人サクセス社の下で、
代官山にヒプノセラピーのサロンが開設されました。
吉田先生はそこを活動の拠点としました。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
-----------------------------------
【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ
E-mail info@saimin-seminar.com
Home http://www.saimin-seminar.com/