このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2017/11/1発行 第21号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.退行催眠とヒプノセラピー
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
台風が立て続けにやってくるようになりました。
もう少しすれば、冬の訪れを感じ始めるころですね。
年末に向けて忙しくなり、
更に季節の変わり目で寒暖差が激しく、体調を崩しやすい時期ですので
疲れを溜め過ぎないように、注意しながら過ごしていきたいですね。
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2. 退行催眠とヒプノセラピー
催眠療法士が過去のトラウマによる様々な症状を治す際に用いる手法に
「アフェクト・ブリッジ法」があります。
現在の望ましくない反応や感情(=トラウマ的症状)と
原因となっている「初期感作事象」と呼ばれる出来事の間に
関連性を作り出すように、
患者に催眠技術を使って働きかける手法です。
この手法は、過去にその感情を持った時点をたどりながら、
最初にその感情を持った時点まで遡ります。
現在と過去の関連付けができるだけで、
問題となっている反応や感情が解消される場合が多いとされていて、
頻用されています。
けれども、関連付けができるまで、
患者は催眠状態の中で何度も負の感情を再現するプロセスを
続けることにもなり望ましくないと、吉田かずお先生は言います。
また、たとえば、映画の一場面を見ただけで起きた極端な偏食など、
記憶をたどっても本人自身が「出来事」として認識していないが故に、
明確に原因が現れてこない場合もあるとも指摘します。
吉田先生は、原因探しを繰り返すよりは、
現在の望ましい症状が起きたら、それを自分で感じて、
意識的に抑制することで克服できる方が、望ましいと言っていました。
たとえば、「深呼吸を大きくすると、不安が消えてしまう」
などの暗示を入れる手法です。
さらに、最近では、そのような症状がおこること自体を忘れてしまう
他者催眠を入れることも多いようです。
現在の望ましくない反応や感情などの“症状”の解消や緩和、
克服には、様々な催眠のアプローチがあることが分かります。
リンク:
『失敗続きの仕事と恋愛。幸せになれないと思い込んだ女性のケース セッション第1回』
『失敗続きの仕事と恋愛。幸せになれないと思い込んだ女性のケース セッション第2回』
『辛い記憶や嫌いな自分を忘れて楽になる 忘却催眠の活用』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=788
『多種多様の摂食障害 催眠技術ができる第一手』
http://hypno-techs.saimin-seminar.com/?p=705
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3.セミナーのご紹介
◆自分のココロとカラダをコントロールする吉田式自己催眠術講座◆
数ある自己催眠術で最もよく知られ定型化されたものに、
ドイツの精神医学者シュルツ博士によって開発されて、
その後、体系化された「自律訓練法」があり、
ストレス緩和、心身症、神経症などに効果があるとされています。
吉田式自己催眠術講座では、自律訓練法の習得上の最大の難関である
催眠状態の実感を、吉田かずおによる他者催眠で体験しておいてもらい、
そこから呼吸法を基本とした自律訓練法よりはるかに容易な
吉田式呼吸法による自己催眠の方法で催眠状態を
自由自在に再現できるように指導します。
<日時>
12月6日(水) 19:00~22:30
※今後、毎月第1水曜日に定期的に実施いたします。
<講師>
吉田かずお
<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)
<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。
※お申し込み期限は11月29日(水)。
お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。
<料金>
一般 65,000円(税込)
※クレジットカードでの決済となります。
大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。
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4.催眠関連書籍紹介
『催眠術の日本近代』
明治から昭和初期にかけての日本において催眠術が、
社会的にどのように認知されてきたのかを多数の文献にあたりながら
分析した内容です。
有名な福来友吉の千里眼実験なども
当時の社会にどのように受け止められていたのかが分かります。
催眠術の施術が医療行為の一部であるのか否かの議論や、
医師の職業領域とのせめぎあいなど、
現在の催眠術の社会における立ち位置や役割を考える上でも、
とても参考になる情報が多く含まれています。
『催眠術の日本近代』
購入ページはこちらから
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5.吉田かずお先生トリビア
吉田先生は、日本の古武道を中心に紹介する
『月刊秘伝』の気功についての特集に登場したことがあります。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ
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