このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2021/11/1発行 第69号
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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.シリーズ「催眠術師になるには」 知るべき背景知識編(3)
■ 日本人に適した催眠
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶
こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。
11月になり、今年も残すところあと2ヶ月となりました。
先月末の緊急事態宣言解除以降、
街も随分とにぎやかになってきた感じがします。
急な気候の変化で体調を崩される方も多いかと思います。
これから年末に向けて忙しい時期になってきますので
どうぞ体調には気をつけてお過ごしください。
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2.シリーズ「催眠術師になるには」 知るべき背景知識編(3)
日本人に適した催眠
最近、色々な書籍で紹介されている
セロトニン・トランスポータと呼ばれる遺伝子をご存じでしょうか。
やる気や快適さを作り出す脳内物質セロトニンを
脳内で運ぶトランスポータの能力を決定する遺伝子の分布は、
世界の地域によって異なることが発見されています。
脳内のセロトニン濃度を大きく左右する
「トランスポータ」と言われる遺伝子には、
伝達能力が高いL型と低いS型があります。
組み合わせてLL型、SL型、SS型の3種が遺伝子のパターンとなり、
LL型から順にセロトニンの脳内濃度が低くなっていきます。
日本人はSS型が約7割で、LL型は2%と世界で最も少ないことがわかりました。
セロトニンの脳内濃度が高いと、楽天的になり、
低いと神経質で不安を感じやすくなると言われています。
つまり、日本人は世界でもトップクラスで、
不安を感じやすく、幸福感を得にくい人々である可能性が
非常に高いということです。
そうであるなら、鬱に悩む人々などに入れることが多いと聞く
「うきうきした明るい気分になってくる」の暗示も、
一時的な対症療法にしかなり得なそうです。
また、海外の催眠施術事例の効果的な暗示も、
このような面から検証してみる必要さえ生まれます。
映画やテレビドラマなどで見る米国の人々は
日本人より総じて楽天的です。
そういう「幸福の設定値」が
大きく異なっている人々に対して行なっている
ヒプノセラピーの方法論や、
細かくみると誘導法や暗示の構成などが、
本当に日本人に対しても適切であるのかという疑いが生まれます。
こうした無意識のプログラムを創り上げている構造は、
国単位や民族単位、文明単位でも、そこに暮らす人々をも異なる形に
“創り上げている”ことになります。
つまり、無意識のプログラムは国によって、
(単に暗示で入れる言語が違うと言った意味ではなく)
また、言語や文化習慣などの複雑な要素によって、
仕組みが異なっていることになります。
その国には、その国の文化や制度があり、
それに従った催眠技術のありかたがあることが分かるのです。
遺伝子で決められている薄幸の人々!?
日本人が幸福感を得るため手法 “習いごと”
女性に多いうつの理由と対策
進化のカギは未成熟にあること
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3.セミナーのご紹介
◆催眠術師は実質的“超能力者”
~本気に催眠術師になりたくなったあなたへ~◆
実践催眠術の第一人者、吉田かずお先生は、
理論的な学習と並行して、
多種多様な催眠術に対するニーズに対応する経験を重ねることで、
催眠の技術が磨かれていくことを強調し、
催眠術の持つ可能性の広がりの大きさと共に、
催眠術師の負うべき重い責任を常に説いています。
人間の総てをつかさどっているのが無意識である以上、
その無意識に直接アクセスすることのできる催眠術は、
事実上、人間を自由にコントロールする技の集大成ですから、
催眠術師は人を操る超能力を持った超能力者のように
見立てることもできるのです。
ヒーローものの番組を見るまでもなく、
大きな能力には大きな責任が常に伴います。
この動画セミナーでは、
他の催眠術レッスンではあまり教えられることのない
催眠術の仕事がはらむ大きなリスクと催眠術師が負うべき重い責任、
そして、催眠術師になった後の自己研鑽のあり方など、
質の高い催眠術師になるために知っておかねばならない、
吉田かずお先生直伝の教えが数多く紹介されています。
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4.催眠関連書籍紹介
『リミットレス! あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク』
無意識は高い処理能力を持つスーパーコンピュータで、
日常においてそのあらゆる処理結果を、
文字通り、人間が意識することはほとんどできません。
意識はそんな無意識の膨大な量の処理結果を全部認識できないので、
まるで超長編映画の宣伝動画を作るように、
無意識の処理結果のダイジェスト版を作って、
まあまあ理解したような感じにしているだけです。
今回紹介する『リミットレス! あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク』では、
人生を送る中で、判断に困ったり決められなかったり場面で、
無意識の判断結果を導き出す方法がこの本全部を通じて説明されています。
自己催眠の禅のような手法がベースになっていますが、
基本は非常に簡単で、「心よ」と呼び掛けて、
「私は●●すべきですか」と尋ねた際に、
頭に浮かんだ答えが無意識の判断結果と説明されています。
著者はそこから一歩踏み込んで、
多くの人間の悩みは親から子供時代に与えられた「暗示」によって
無意識の処理にリミッターがかかってしまっていることが原因と説明します。
そして、「心よ」と問われて答える無意識は、
常にこの親からのリミッターを外そうともがいている
自分自身のものであるとされているのです。
驚くのは、不貞を重ねる夫との離婚について
「心」に尋ねた女性のケースです。
当初夫に話し合いを迫ったりしないよう助言していた「心」が、
夫が離婚を切り出してくると、
「慰謝料の相場額の五倍を請求しなさい」などと助言し、
女性にそのように遂行させるのです。
確かに「心」は本人の無意識そのもので、
それに従うのが最も本人にとって納得ができる結果に至るのかもしれませんが、
社会的に適切な答えを「心」が持ち合わせているのかには疑問が残ります。
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5.吉田かずお先生トリビア
小学校6年生の時に柔道を始め、講道館で学び続けた吉田先生は、
高校二年で黒帯になっていましたが、
高校では柔道部に入っていませんでした。
純粋に喧嘩に強くなりたくて柔道を習っていたので、
スポーツ化した柔道には関心が湧かなかったからだと言います。
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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
執筆担当 石川真
配信担当 田中めぐみ
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