このメールは、過去、吉田ヒプノロジー研究所と
ヒプノテクスS&Lに接点のあった方に送っています。
毎月1回、発行予定です。
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~~無意識の可能性を引き出す! 実践的催眠術の世界~~
2019/11/2発行 第45号

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■ 【目次】
■ 1.ご挨拶
■ 2.催眠術の倫理(1) 無意識を操作する責任
■ 3.セミナーのご紹介
■ 4.催眠関連書籍紹介
■ 5.吉田かずお先生トリビア
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1.ご挨拶

こんにちは。吉田ヒプノロジー研究所 事務局の田中です。

9月・10月と、台風や大雨の影響で
大きな被害を受けた地域がいくつもありましたが
メールマガジンをご覧の皆様の周辺地域はご無事でしょうか。
被害に合われた方には、心よりお見舞いを申し上げます。

日頃から防災を意識していても、いざというときは
混乱もあり、適切な判断が難しい場合もあります。
その事態に直面するとなかなかできないことではありますが、
万が一のことを考えて行動していきたいものです。

まずはどの地域におかれましても、
早々に復旧することをお祈り申し上げます。

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2. 催眠術の倫理(1) 無意識を操作する責任

「適応的無意識」という言葉があります。

「無意識」は長い間、かつてフロイトが唱えたように、
情念や欲情のような理性とは対極に位置する
人格の秘められた部分といったイメージで語られてきました。

しかし、近年の研究では、無意識は、思考や内臓などもすべて含む
カラダの動きを制御したり、思考や感情をもすべて司ったりする
高性能のスーパー・コンピュータのようなものと考えられています。

『自分を知り、自分を変える―適応的無意識の心理学』で
著者のウィルソンは、
従来のフロイト型の「無意識」の定義と区別するために、
新しい「無意識」を「適応的無意識」と呼んでいるのです。

催眠術は暗示と言う形の情報や命令を
対象となっている人の無意識に書き込む技術です。

その「無意識」は「適応的無意識」で、
実質的に人間の総てを司っている以上、
原理的には、催眠技術は人間をどのようにでも
操ることができることになります。

吉田かずお先生は、バンド仲間の右手と左手を入れ替えてしまって、
ギターを弾けない状態を作ったり、
がんを患った医師のがんであるという記憶を薄めてしまって、
免疫力を上げ、結果的に状況を改善したりしたことがあると言っています。

このように催眠技術のできることは
大きな可能性と広がりを持っていることが分かります。

逆に言えば、それは催眠をかける相手の人格や
人生そのものを左右する可能性を持っている訳ですから、
リスクも責任も重大です。

おまけに、一旦催眠の施術が始まれば、
催眠状態の対象者は冷静な判断などができませんから、
自分が望まない暗示を入れられてしまう可能性も、
原理的には、小さくありません。

極論すると、自分の総てに自信を無くし、
自分の人生すべてを悲観して絶望するような心情も
簡単に作れてしまうのです。

ショーで見る催眠の演芸などは、あまりに気楽で安易に見えて、
「あんなことができるようになりたい」と思う人はたくさんいます。

そして催眠術に関心が高まること自体、
決して悪いことではありません。

しかし、催眠の技術が持つ大きな可能性については、
催眠誘導などの実践上の技術以上に
なかなか教えられていないのが現実なのです。

リンク:
『催眠で入れた暗示内容は遺伝する? エピジェネティックス的な可能性』

催眠で入れた暗示内容は遺伝する? エピジェネティックス的な可能性

『辛い記憶や嫌いな自分を忘れて楽になる 忘却催眠の活用』

辛い記憶や嫌いな自分を忘れて楽になる 忘却催眠の活用

『あてにならない自己認識』

あてにならない自己認識

『美しい妻が自ら死を選んだ理由』

美しい妻が自ら死を選んだ理由

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3.セミナーのご紹介

◆仕事も勉強もどんどんはかどる、奇跡の催眠“集中力”強化講座◆

重い腰を上げられず、初めても集中できず、はかどらない。
仕事でも勉強でも成果が上がらない最大の原因は、自分の心に潜んでいます。

吉田かずおが日常の中で周囲の人物に多数施術して、
最も多く、最も劇的な成果があったのが、集中力の強化です。

深呼吸一つで、やらなければならない仕事や勉強が
好きでたまらなくなり、のめり込み、どんどん集中して取り組むことができる。

そんな暗示を、あなたの無意識に書き込み、さらに自己催眠で集中力を強化する。
それが、吉田かずおの「奇跡の催眠“集中力”強化術」です。

<日時>
11月27日(水) 19:00~22:30
※今後、毎月第4水曜日に定期的に実施いたします。

<講師>
吉田かずお

<会場>
東京都渋谷区代々木(JR新宿駅徒歩8分)

<申込方法>
お申込フォームより、お申し込み下さい。

吉田かずおの催眠セミナー

※お申し込み期限は11月20日(水)。
 お席に限りがありますので、お早めに申し込み下さい。

<料金>
一般 65,000円(税込)
※クレジットカードでの決済となります。

大好評につき、毎週、新宿の会場で、
各種の人気テーマの催眠セミナーを開催中!
ご興味のある方は、以下より詳細をご確認ください。

吉田かずおの催眠セミナー

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4.催眠関連書籍紹介

『催眠ガール』

書店でもレジ前のワゴンで
大量に平積みにされるぐらいに人気の出た
催眠についての物語です。

主人公の女子高生、夏目明日香が
催眠術を習いマスターする中で、
自分の友人や家族、そして、自分自身を変えて行き、
より良い人生を獲得して行くという内容です。

学校側やPTAの催眠に対する偏見にさらされたりする場面もあり、
催眠に対する社会評価なども現実的に描かれていますし、
催眠が持つ人生を大きく変える可能性も上手く紹介されています。

ただ、登場する催眠のタイプが、
基本的に同調をベースとしてエピソード型のスクリプトを
聞かせるものばかりであることには、
催眠の技術を紹介する上で偏りが大きいように思えます。

また、主人公の催眠術習得のスピードが驚異的で、
あまりに非現実的と言う風にも見えます。

それでも流行のライト文芸の形で
催眠が広く知られる状態を作り上げたことに
大きな意義のある一冊です。

『催眠ガール』
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https://amzn.to/2ppwCu0

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5.吉田かずお先生トリビア

1985年ごろ、当時の発明ブームに乗って、
真贋ごちゃ混ぜで展示する「ジャイアント吉田の珍発明」展は大人気となり、
テレビでも何度も取り上げられました。海外からも取材が来て、
CNNニュースにさえ載ったほどでした。

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いかがでしたでしょうか。
当メールマガジンは毎月1回発行予定です。
催眠について、もっと知りたいことがありましたら
是非、以下のメールアドレスまで、リクエストをいただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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【発行元】
吉田ヒプノロジー研究所/ヒプノテクスS&L
配信担当 田中めぐみ

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