瞬間催眠へのニーズが高いと聞いて、
先日、吉田かずお先生が「そんなのなぜ必要なんだ」と
不思議がっていました。
吉田先生は太気拳と言う有名な武道の伝承者の一人です。

「武道で達人が何もせずに相手をすくませてしまうのも催眠だから、
瞬間催眠と言えるけれども、催眠術に掛かったことのない初対面の相手に
突然瞬間的に催眠をかけることは、今の催眠術の範疇ではできないし、
そういう必要もないはずだ」と先生は仰います。

瞬間催眠修得の動機の多くは、
どうも男性が女性を意のままに操りたいことだと聞きます。
それなら、瞬間的ではありませんが、催眠術の全くの素人でも、
好きな女性を催眠状態にして暗示を書き込める場があります。

それは遊園地です。

催眠術の基礎を学んだ方ならお分かりでしょう。

絶叫のジェットコースターは驚愕法、
コーヒーカップは回頭法、
メリーゴーラウンドは身体動揺法、
占いの館はイメージ利用法、
アーケードゲームは集中法、
プラネタリウムは凝視法と音響法のハイブリッド方式など、

連れて行った女性を変性意識に引き込む仕掛けだらけです。

おまけに、二人で楽しんでラポール形成もできますし、
誘導も何度も簡単にできます。
こんなに至れり尽くせりの“催眠施設”はありません。

あなたも身の周りの催眠術を探してみてはいかがでしょう。