吉田かずお先生が催眠CDの新作を出したと言うので、そのテーマを聞いてみると、「催眠技術を使って株でコンスタントに儲ける」でした。私は株取引に詳しくありませんが、「株」と「催眠」が一つの話題の中に登場するのを見たことも聞いたこともありません。

 

先生によると、株取引には儲け方の鉄則と言うものがあるようです。それは、全体として「こうした方が、利益が出る」と言うことであって、個々の取引の損得はやってみなくては分からないものであるようです。ある意味、サイコロを振って毎回出る数字を当てることはできませんが、100回、1000回と振るうちに、どの目も6分の1の確率になっていくような感じかもしれません。

 

つまり、個々の取引のランダムな結果によらず、何連勝・何連敗の結果によらず、常に鉄則に従って、売るべき時に売るべき株を売り、買うべき時に買うべき株を買う決断が下せないのが、株で儲けられない原因と言うことになります。これはマーク・ダグラスと言う人物が説く相場心理学の考え方です。

 

恐怖心ゼロ、悩みゼロで、結果は気にせず、淡々と直感的に鉄則に則った行動ができるように催眠をかければ、トータルで株に勝てる状態になるのです。またしても、吉田先生の取り組む、広範囲な催眠技術の応用に驚かされたのでした。